うぺぽのぶどう

長野県への移住と新規就農について。その他、あれこれ日常の事を綴っていきます。

これまでのこと⑪

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就農体験研修2日目はリンゴの実まわしからスタート。

葉の影などで実の色付きが偏らないよう、実を回し満遍なく陽を当ててあげます。

そして収穫体験も行い、休憩時には色々なリンゴを食べさせてもらいました。

次は桃や栗の木を見て回り、育て方などの説明を受け、

最後はブドウ畑で棚仕立て栽培のアレコレを聞きました。

 

昼食をはさみ午後からは就農コーディネーターの方と面談。

ブドウ×ワイン学校の話を出すと、

「ワイン用ブドウでは生活していけない。国内のワイナリーの半分以上は5年以内に倒産する」とのこと。

そうかそうか、ワインやめて正解だったなぁ!

一層、生食用ブドウ一本でいく決意が固まりました。

 

2日間の体験研修が終了し、

さすがに2日連続の車中泊はキビシイので近くの温泉旅館へ。

"外観がマンションみたいな旅館"と言うことしか覚えてないくらい一瞬にして就寝し、朝を迎える。

オススメされた近くの洋菓子屋さんでアップルパイを買い、

このまま帰るのもアレなので、昨日コーディネーターの方に聞いた、

"現在、新規就農者を大募集している地域"を見に行くことにした。

 

まずは長野市W地区へ

ちょっと閉鎖的な感じがしてアレだなぁ...。

農家は多そうだけど、ブドウよりリンゴの方に力を入れている感じがする。

それに、立ち寄った公園のトイレがクッッッソ汚くてげんなり。

 

気を取り直し、続いては須坂市T地区へ

こ...ここは!初めての長野旅行で訪れたところだ。

ブドウ畑もそこら中にある!景色も最高に素晴らしい。

それに、立ち寄ったカフェが本当に素敵だった。

 

ここしかない!ここに住みたい!

ここでブドウ農家になって、自然と共に生きて行きたい。

熱くたぎる想いを胸に、270キロの下道をあくせくと帰路につくのであった。